君だけのナイト
望は照れ笑いをした


「うん?何?」


綾芽も思わず照れ笑いをした


「いえ気にしないでください」


綾芽は胸の激しい鼓動を感じた


「笑顔を絶やさないって」
「えっ?」


綾芽は笑顔だった


「クラスの方達が言っていました」
「そうだったんですか」


(本当の事言うとあなたの前ぐらいでしかこんな風に笑顔で笑ったことなんてないんですよ。あなたの前だからこそ)

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