サプライズ〜卒業したら〜
子供の事情
「本当に?」
「まぁねこれ以上樹の悲しむ顔を見たくないでね
だから明日になったら未駆は内海のいいなりになる必要はない」
ヤバイまっちゃんが天使に見える
「……まっちゃん1人が決めても大丈夫なのかよ?」
「まぁ一応俺も次期社長なんでね
未駆の会社も将来を考えたら欲しいからちょうどいい
……それより早く樹に言ってくれば?」
「認めてくれるの?」
あんなに反対してたくせに
「言うだけは自由だ
まだ早いしまだ未駆の年齢じゃ無理だ
俺が認めてない」
………やっぱりまだ認めてないか
「早く樹の所に行け
全てを言ってフラれて来い」
まっちゃんに無理矢理追い出され
外に樹がいた
「……まっちゃんが」
「樹……話があるから」