恋する背中をつかまえて


せめて身体だけでも。


…た…崇志…

(やっぱ暫くは慣れないかも)
の前では綺麗でいたい。


背中を洗っていると、
不意にスポンジが軽くなった。





「背中くらい洗ってやるよ」





いつの間にかいた〜〜!


きゃー!!
動かないで〜!



.

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