恋する背中をつかまえて


規則正しく、
耳元で響く鼓動と寝息。

綺麗な顎のラインから、
思わず見とれてしまう鎖骨。



血管が浮き出た
強くてしなやかな腕に、
繊細で長い指先。





太陽に愛されて
灼けた肌がまた堪らない。


いつまででも見ていたい。

崇志には叱られそうだけど。



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