恋する背中をつかまえて
「美羽を綺麗にして、
プリティウーマンみたいに
着飾ってやってみて、
似合ってなかったら
笑ってやろうと思ったのに」
…それですか。
スーパースターさんの
考えることは、
よくわかりません。
「でもさ、
似合っちゃうんだもんな。
驚き通り越して、
誰にも見えないところに
隠したくなったよ」
それってどういう…?
視線に気がついて、
運転席の桜井さんを見たら
今まで見たことがない
表情をしていた。
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