恋する背中をつかまえて


「あたしがお酒を飲んだり
なんかしなかったら、

…崇志がこんなことには…」

「いや、それは違う!

美羽に惚れすぎて…
自分の置かれた立場を見失って、
見境なくなってた、

俺が悪いんだよ…」





誰も悪くなんかない。

ただ崇志が好きなだけ…




「球団側の意向もあるし、
暫くは会えないと思う…」



ただでさえ、
あまり会えなかったのに…



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