恋する背中をつかまえて
仕事で悩んだ時。
何も言わずにずぅっと傍で
見守ってくれたのは、
他の誰でもない浅野さん。
崇志と逢えない日が続いても、
時折崇志の近況を
あたしに教えてくれたのも、
浅野さんだった。
あたしが崇志と
出逢えていなかったら。
もしかしたら
好きになっていたかもしれない。
それくらい素敵な人。
だからこそ、
幸せになって欲しい。
あたしじゃなく
違う誰かと恋をして。
笑顔でいて欲しい人だから。
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