恋する背中をつかまえて


試合は勝っていた。

勝利は目前だった。


マルチヒットを放っていて、
最後の打順が回ってきた。





野球の神様が巡り合わせて
くれたかのように、二死満塁。



一打追加点のチャンス。

駄目押しとなる点数差。


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