恋する背中をつかまえて


ずっと憧れだと思ってた。



だから偶然会えた時、
会えただけでも幸せだった。


夢のような時間が
あっという間に過ぎ、

服をプレゼントされて
綺麗に変身出来ても、
覚めない夢が不思議だった。



桜井さんに抱きしめられて、
夢じゃないと実感出来た。



携帯番号を眺めているだけで、
あたしは十分幸せだった。



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