恋する背中をつかまえて


「あとどれくらい?」

「あと15分で終わらせます!」

「ゆっくりでいいよ、
焦らないでいいから」


穏やかな笑みを
浮かべながら
席に戻っていった。



浅野さんは、

身長が180㎝に近いくらいで、
眼鏡がよく似合う、
ちょっとだけインテリな感じ。

いつも白い爽やかなシャツを
さらりと着こなして、
格好良い時計をつけている。



いつもどこかの指には
可愛い絆創膏を貼っていて。

そこがなんかミスマッチで
気になってたりするんだ。



.
< 88 / 423 >

この作品をシェア

pagetop