ピンクの恋路
私は、ある事を確かめるためにソォーっと中へ入って…
二階を足音させずにあがって行く。
やっぱり。
聞こえてきたよ… 変な声。あの… なんていうか、男の人と女の人の…あれのシーンの…
(笑)
良太の部屋から。
ゲッ。
良太、彼女いたのね…。
私は仕方なく下へ降りて、キッチンへ向かった。
私の両親は二人とも海外出張。
まあ、こんなことは慣れてるけど。
これで三回目だもんね。
━トントントン…
私は慣れた手つきで野菜を切っていく。
今日はサラダでも作っちゃえ!!
良太と彼女は相変わらず部屋の中。
長いなぁ…
そんな事を思いながらも、料理を作っていたら、なんと4品もつくってしまった!!
あっちゃーーー…
これ、二人じゃ食べれんね…。
…と、思ったとき!!
「あ…姉ちゃん」
「こんばんわっ!!///」
良太と彼女さんが降りてきた。
彼女さんは、めーーーーーーーちゃくちゃ可愛かった!
良太にはもったいないよぉ!!
(笑)
「こんばんわあ(笑) あんさ、よかったら晩御飯食べてかない?」
私は彼女さんに言った。
「いや、悪いです」
そういうと、彼女さんはペコっと頭をさげた。
可愛いっ!!
「食べていきなっ! 料理かなりうまいぜ??」
ナイスッ!! 良太ああぁ~男らしいねぇ…。
「えっ… 駄目だよぉ。 …いいんですか??///」
彼女さんは私の方を向いて、聞いてきた。