ピンクの恋路
「もちろんじゃん! 作り過ぎちゃったし(照)! それに、ウチらいつも寂しくて;;」
「聞きました! 二人だって…」
「そうそー… だから、食べていってほしいの」
「じゃあ… 甘えちゃいます!」
「ありがとぉぉおおーーー!! 良太っ!早くご飯つぎなよっ」
「えーダリィ」
「あっ、私します!! 甘えちゃったんだし」
「ごめんねっ」
「いいえ。私、料理部なんです。フルーツがあれば、デザート作ります!!ていうか、作らせて下さい!!」
「え!??ほんと!??嬉しい~~~~」
私は彼女さんに抱きついた。
「おい!! レズめっ」
良太はちょっとヤキモチ焼いてるみたい。
ウケるぅうーーー。
「それより、名前は??!!」
「あっ、はぃ/// 荒巻 悠里です」
「可愛い~~ あんさ、今さっきから言おうと思って、めーちゃくちゃ我慢してたんだけどぉ、かなり可愛いっっ!!! 良太に何かされたら言ってね!!」
「…えっと… …///あ、はい」
良太は私を睨む。
「お姉さんの名前は… ?」
悠里ちゃんは遠慮がちに聞いてきた。
「美波だよっ☆ もう、敬語じゃなくていいんだよぉ~?年、一つしか変わらないんだからさぁ~♪ ねっ?」
「あ、はいっ! じゃあ、美波さんって呼びます」
「敬語なしだってぇ~!! それに、さん付けもなし!! 美波でいいのに~」
「ごめんなさい… じゃなくてごめん…//// やっぱ、呼び捨ては無理だから…敬語は直すんで、さん付けは許してくだ… じゃなくって… 許して…?」
「ハハハッ(笑)可愛いねえ~~ もお、好きなように呼んじゃえ!!アハハハハハッ」