ピンクの恋路

「そうだよぉ~~」


ミノリは、陽気な声で答えた。


「もー… 恥ずいよ…」



「ごめんねっ♪ アルバイト紹介してやったんだから許してっ!!?」



「仕方ない… 許すっ!!」





「サンキュウーーー☆」




なんだかんだ言ってるうちに、バイト先に着いてしまった。





━チャリンチャリンッ…




「おっはよぉ~」


ミノリが大きな声で挨拶する。



「おはようございまーす」



私もミノリまでは大きくないが、一応挨拶。




「おせー」

そう言って、店の奥から出てきたのは勇太だ。
ムカッ。
ちょっとイラついた。

何様のつもりよっ!!!


「うっるせぇ☆」
ミノリが言い返す。


「ごめんねっ… ほんと!!」

一応謝る私。

「ま、気をつけて?」

ウザッ。
何なのよ… この態度!!


「ラジャッ!!」

ミノリは返事をして、エプロンをつけた。
< 15 / 19 >

この作品をシェア

pagetop