ピンクの恋路
「そうだよぉ~~」
ミノリは、陽気な声で答えた。
「もー… 恥ずいよ…」
「ごめんねっ♪ アルバイト紹介してやったんだから許してっ!!?」
「仕方ない… 許すっ!!」
「サンキュウーーー☆」
なんだかんだ言ってるうちに、バイト先に着いてしまった。
━チャリンチャリンッ…
「おっはよぉ~」
ミノリが大きな声で挨拶する。
「おはようございまーす」
私もミノリまでは大きくないが、一応挨拶。
「おせー」
そう言って、店の奥から出てきたのは勇太だ。
ムカッ。
ちょっとイラついた。
何様のつもりよっ!!!
「うっるせぇ☆」
ミノリが言い返す。
「ごめんねっ… ほんと!!」
一応謝る私。
「ま、気をつけて?」
ウザッ。
何なのよ… この態度!!
「ラジャッ!!」
ミノリは返事をして、エプロンをつけた。