ピンクの恋路





━掃除終了AM7:00




「はぁ~~~… ヤバイね、ここ」


私とミノリは店裏のせまい路地でジュースを飲んでいた。



「でっしょおー!?でもね、昼からのは楽しいよ♪お客さんとか、ウチラの世代の人達が多いから、友達もつくれるし!!」




「そっかぁー… 楽しみ♪」


「(笑) あっ!! 私、今日早く行かなきゃだっ!先生に7時10分までには来いって叱られてて;;」


「あぁ~携帯の事だね??!」


「そーそ♪ 美波は、ユックリしてくといいよ!!それとも一緒に行く?学校」


「 …んーーじゃ、せっかくだからココにいるわ」



「そっか♪ じゃあ、また学校でねっ」



「うんっ!!」



そう言って、

ミノリは学校へ行ってしまった。



ふう… 私ひとり。






…!? 勇太がいるじゃんっ!!



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