魔女と魔獣
風が気持ちよかった。
私は真重の腰に
しっかり手を回した。
バイクは爆音を立てて
国道を走る。
私はバイクより
自転車のほうがいい。
今度二人乗りしてもらおう。
「おまえ名前なんだっけ?」
「私はまにょ。」
エンジンの音にかき消される。
「何?魔女?」
「あはは~魔女と魔獣だね~」
「マジに魔女?」
「志村 マサ代。」
「俺は、江口 真重。」
「知ってるよ~!!」
信号が青に変わった。
「俺と付き合って!!!」
真重が大きい声で叫んだ。
答えの代わりに
腰をぎゅっと抱きしめた。
私は真重の腰に
しっかり手を回した。
バイクは爆音を立てて
国道を走る。
私はバイクより
自転車のほうがいい。
今度二人乗りしてもらおう。
「おまえ名前なんだっけ?」
「私はまにょ。」
エンジンの音にかき消される。
「何?魔女?」
「あはは~魔女と魔獣だね~」
「マジに魔女?」
「志村 マサ代。」
「俺は、江口 真重。」
「知ってるよ~!!」
信号が青に変わった。
「俺と付き合って!!!」
真重が大きい声で叫んだ。
答えの代わりに
腰をぎゅっと抱きしめた。