魔女と魔獣
「まあ、そんなとこよ。」


「あなたが最初に戻った
きわどいシーンは
あそこ感動的なとこだったのね
きっと・・・・・」



「あ~あの時
初めて真重と会った時?
そう私
全裸で真重の
胸の中で目が覚めた……」


「あなたたちは最悪な
初対面だったんだけど
あそこは本来とっても
ふたりには 大事なとこだった。」



「そうね、
私もマジュに抱かれたら
どんなに幸せなのかしら。
どうせなら抱かれてから
終わりたい・・・・・」



マリリンがニヤ~っと笑う。



「うふふ
そう願ってるわ。
ただ時間はちかづいてる。
真重は混乱してる。
このことについては
今の段階では
二人は話せない。
そこが難しいことね。」


「悔いなくお別れしないとね・・・」


マリリンが消えた。



今頃どうしてるだろう

明日会うのが怖い・・・・・
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