魔女と魔獣
「俺を…今の俺だけを
愛してるか?」


「愛してるよ。」

私はマジュの乾いた唇にキスをした。


「昨日と変わらない。」



真重の頬を両手で挟んだ。



「早く、抱いて・・・
もう時間がないんだよ。
私たちは結ばれる・・・・・・
運命なんだもん。」



私は真重の唇をこじあけた。



舌が絡み合った。
素早くお互いの心を感じあう。



「マサ代・・・・
愛してる、今この世でいちばん
誰よりもおまえが愛しい。」


「私も・・・・
ここにいるマジュを愛してる。
後悔したくないの・・・・」


何度もキスをした。
お互いの意思と居場所を確かめた。
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