魔女と魔獣
回りがしゃがみ始めた。
私もあわてて
しゃがもうとしたら
元哉が、私の手をひいて
中央にひっぱって
回りが手拍子と掛け声をかけた。
元哉が中央で激しくステップを
踏んだ。
私も元哉に合わせて
同じステップを踏むと
他のグループもその輪を囲みだして
手拍子と掛け声は大きくなった。
「楽しいか?」
元哉が言った。
「うん!!すっごく!!」
得意になって踊る私を
早くついた、真重がどんな気持ちで
見つめていたのかなんて
夢中で考えてもなかった。
ただ元哉と同じステップを
負けずに派手に踏みながら
元哉と微笑合っていた。
手拍子と掛け声に
真重のことを
すっかり忘れて夢中だった。
元哉と踊るのが楽しくて……
友達
私は、元哉をやっとそう見られた。
揺れていたことも
翔を思い出して混乱したけど
元哉といて心地よかったのは
友情なんだと
わかったから・・・・
私もあわてて
しゃがもうとしたら
元哉が、私の手をひいて
中央にひっぱって
回りが手拍子と掛け声をかけた。
元哉が中央で激しくステップを
踏んだ。
私も元哉に合わせて
同じステップを踏むと
他のグループもその輪を囲みだして
手拍子と掛け声は大きくなった。
「楽しいか?」
元哉が言った。
「うん!!すっごく!!」
得意になって踊る私を
早くついた、真重がどんな気持ちで
見つめていたのかなんて
夢中で考えてもなかった。
ただ元哉と同じステップを
負けずに派手に踏みながら
元哉と微笑合っていた。
手拍子と掛け声に
真重のことを
すっかり忘れて夢中だった。
元哉と踊るのが楽しくて……
友達
私は、元哉をやっとそう見られた。
揺れていたことも
翔を思い出して混乱したけど
元哉といて心地よかったのは
友情なんだと
わかったから・・・・