魔女と魔獣
撮影が終わると
真重の姿はなかった。
私はそのへんを捜したけど
戻ってこなかった。
「あんたって無神経ね。」
美雪が私に言った。
「え?なにが?」
ママはいつもストレートだ。
私とママは似ているから
いつもケンカは激しい。
「マジュやかおりんが
どんな気持ちなのかわかる?
元哉もあんたも無神経だわ。」
私もムッときたから
「じゃあ、私がどんな気持ちか
わかるの?
コンビニ行った二人が
抱き合ってたんだよ!!
それは無神経じゃないの?」
美雪の言葉が私の嫉妬に
火をつけた。
柴田が
「俺らさ、少し早く着いたんだ。
おまえと元哉が中央で踊ってるの
見てた・・・・
香利は、その時点でもう泣いていたし。
マジュだって、おまえの楽しそうな顔みて
俺は、もうあんなふうに笑わせてやれないって
言ったんだ。」
心臓が縮まる。
「おまえの中では元哉に対する気持ちは
ないのかもしれないけど
元哉は、おまえに惹かれてる。」
「あんたが優柔不断なのよ。
マジュと元哉の間で
ウロウロしてるから!!」
「美雪、やめろ。」
「だって、腹立つ!!
マジュやカオリンのこと傷付けてんのに
知らない顔して
ずるいじゃん!!」
私は息苦しくなってきた。
真重の姿はなかった。
私はそのへんを捜したけど
戻ってこなかった。
「あんたって無神経ね。」
美雪が私に言った。
「え?なにが?」
ママはいつもストレートだ。
私とママは似ているから
いつもケンカは激しい。
「マジュやかおりんが
どんな気持ちなのかわかる?
元哉もあんたも無神経だわ。」
私もムッときたから
「じゃあ、私がどんな気持ちか
わかるの?
コンビニ行った二人が
抱き合ってたんだよ!!
それは無神経じゃないの?」
美雪の言葉が私の嫉妬に
火をつけた。
柴田が
「俺らさ、少し早く着いたんだ。
おまえと元哉が中央で踊ってるの
見てた・・・・
香利は、その時点でもう泣いていたし。
マジュだって、おまえの楽しそうな顔みて
俺は、もうあんなふうに笑わせてやれないって
言ったんだ。」
心臓が縮まる。
「おまえの中では元哉に対する気持ちは
ないのかもしれないけど
元哉は、おまえに惹かれてる。」
「あんたが優柔不断なのよ。
マジュと元哉の間で
ウロウロしてるから!!」
「美雪、やめろ。」
「だって、腹立つ!!
マジュやカオリンのこと傷付けてんのに
知らない顔して
ずるいじゃん!!」
私は息苦しくなってきた。