魔女と魔獣
「俺達ってそういう仲なんだよな。」

真重は言いずらそうに言った。


「は?そう言う仲って?」

「いや、だからさ、さっき裸だったし…」


私に聞かれたって
わからない。


「あんた知らないの?」


「知らないよ。」


「あ、あんたも代わりの人なの?」


「そ~いうこと~」

真重はベットに倒れ込んだ。



「なんかさ、あの変な生き物の
尻拭いしにきたってとこ」



「あんたも~!?
私もよ~~コロリンの~」



その時だった。


私の鼻に激痛が走った。


「イデ・・・テテテ・・・・・」




また鼻の穴が開ききった。


真重の様子もおかしかった。


私は横眼で見たとき
その恐ろしさで氷ついた。
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