魔女と魔獣
「おはよう~」

クラスに入っていく。


怪訝な表情のクラスメート


 マサ代ってどんだけ
 悪かったんですか???



席について
勉強の用意をしていると


「おはよう。」
恐る恐る声をかけてきたらしい
女生徒達。



「おはよう。」
私は明るく返事をした。



私は今まで自分がしてきたように
普通に学校に出かけて
勉強して
普通に帰ってきて
普通に店の手伝いをした。



周囲の人たちの
驚いた様子に


  どんだけ?マサ代悪かったの~



「普通がいい」
そう言っていたはずのママは

学校には来ていなかった。



記憶の中に浮かぶ
ママの家に行ってみようと
思った。
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