魔女と魔獣
呆然として
立ち尽くす私・・・・



「まにょったら・・・
何怒らせてるの?
マジュは魔獣という意味もあるんだよ。
あんなに怒らせて
もう最悪だから!!」



「アイツ・・・
なんであんな目してんの?」



私は最初に会った時の
極悪顔でも
よく笑う真重を思い出していた。



「マジュのこと?」


「なんであんなすさんだ目してんだろ。」


「家庭環境複雑らしい~
あんま語らないけどね……」



美雪がカバンを持った。


「今夜は、マジュのとこに
泊めてもらいたかったのに~
帰るよ。仕方ない~」


「男のとこだよ。」


 ママ…何言ってんの?


「マジュなら抱かれてもいいもん~
自慢できるよ~」


 アイツは私のものだよ
 ややこしくするな~


 パパ~~~~~


早く現われて
この人なんとかしてよーーーー
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