魔女と魔獣
『愛羅武勇』に立ち寄った。


バイクは一台。


「おじゃまします・・・」

 めげちゃいられない。
 こうなったらなんでもいいや




「いらっしゃいませ」
カウンターで皮ジャンの男が
言った。
私が常連と違うから
怪訝な顔をしていた。



メニューを見て
アイスコーヒーを頼んだ。



回りを見渡した


ヤニで黄色くなった壁
バイクの写真



  ここであいつは何考えてるんだろ



「おまたせしました。」


アイスコーヒーが
運ばれてきた。


「ありがとう。」


私はさっそくストローで飲み始めた。
< 81 / 356 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop