LOVER OF LIE〜消セナイ想イ


世間で言う、

その…

ラ、ラブ…ラブ?みたいなのが


こんなだったんだとしたら


これからあたしはどうなっちゃうんだろ。


恥ずかしすぎて、穴があったら入りたい……

まさに言葉通り。


昔の人はよく考えたもんだわ。


なんて、
関係ないこと考えて…



だけど


目の前には大好きなハルが居て。



目が合う度に、ハルがあたしに微笑んでくれた。



名誉の負傷(笑)のあたしの足は

まだズキズキと痛むけど

それさえも甘い痛みに変えるくらい


最高の笑顔。




そしてあたしは


やっぱり
ハルの笑顔が見られない穴に隠れちゃうのは嫌だぁ!…って



思ったんだ。




こんな事を思うあたしは既に手遅れなんだよね(笑)



まぁ

いっか。



こんなあたしも悪くない。





< 173 / 182 >

この作品をシェア

pagetop