偽装恋愛
大樹のそばにいられなくなるぐらいなら。





「‥」





すると突然、後ろから布のようなもので口をふさがれた。なんなの。これ。そして壁に押し付けられた。目の前には、若い男が。





「やめて!!」

「結構可愛いじゃん!!」





そう言いながらキスをしようとしてきた。





「いやあ!!!!!」





私は大声で叫んだ。すると、突然。男は誰かに手首を強く掴まれた。





「僕の妹に何してるんです!?」


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