せ・ん・せ・い~卒業までのカウントダウン
「えええ!!!」





真知が大声で叫んでいたので、私は手で真知の口をふさいだ。





「大声出さないでよ!誰かに聞かれたら。困る」
「ごめんごめん!ってかいがぁ~い!」






そんなに意外かな?





「ねぇ。」
「うん?」




真知は顔を近づけながら







「一沢に告白しないの?」
「こっ告白!?そんなこと絶対にできないよ」





そんな勇気ないし、根性なしだし。私は。
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