好きや
「私なんかなんの取り柄もないし。ブスだし。子供の頃からずっと虐めにあってきたし。25年間男性と付き合ったこともなかったし」




俊也は夏季にキスした




「そんなん関係あらへんやろ。見た目じゃなくて俺はあんたの中身(心)に惚れたんや」


夏季は顔を真っ赤にし目線をそらした




「俺は嘘なんかつかへん。本心や?軽い男かと思うかもしれへんけど。信用してくれ?俺みたいなんはダメか?お前とは、つりあわんのか?」




ちょび涙




「そんなこと」




首を振る。この人本気で私なんかの事を

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