好きや
夏季は黙ったままだった。すると俊也は夏季に近づいて






「やっぱあかんか。すまんな。自分勝手な気持ち押し付けて。あんたにとっちゃえらい迷惑な話やな。もう忘れてええよ。ほなら。もう帰ってええよ。」




そっぽを向いた。夏季は靴に手をやった。すると突然 俊也が突然胸を押さえながら座り込んだ。



(俊也さん?)




夏季は俊也に駆け寄り座り込んだ
< 9 / 38 >

この作品をシェア

pagetop