交わりのない平行線に
「やっぱりそうだったのね?あなたこの国じゃすごく有名なんだから。王に使えていて~ハンサムで~強いって。」




俺は黙ったままだった。




「無視?あなたが以外に気難しいのね?まあそこが魅力的なんだけど。」
「いい加減ちゃかすのは…」




確かにこの女は魅力的な女かもしれないが。俺は今は女などには興味を抱いてはいなかった。




「それに綺麗な肌?服もなかなかいいセンスしてるじゃない?」
「はあ。俺達はこれで失礼する。」




そう言いながらリキータに視線をむけた




「ああそうだなあ。」
「急いでるの?」
「お前には関係ないことだ。これ以上俺に関わるな!」


< 4 / 9 >

この作品をシェア

pagetop