大好きだよって言いたくて
その時。私と幸祈クンは友達になったんだ






「幸祈クンの幸祈。凄くイイ名前だね?」

「そうかなあ?」

「うん」




幸祈クンと友達になれたのはすごく嬉しかったけどなんかちょっと複雑だなあと私は思った。


そして思わず私は聞いてみることにした。




「ね!ねえ!幸祈クンの好きな人の名前教えてほしいなあ」

「え?ああそうだね。僕が写真部に所属してることは知ってる?」

「うっうん!」




友達に聞いて知っていた。すると遠くの方から




「あれ!?幸祈じゃん!」





と言いながら女の子が駆け寄って来た。その女の子は私よりも髪が長く。背は高くスレンダーでかなりの美人さんだった

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