大好きだよって言いたくて
飛鳥先輩は私の肩に触れた。それよりも私は幸祈クンのことばかり気になっていた





「ね!思ったんだけどさあ。雪乃ちゃんは幸祈のこと好きなの!?」

「え!!そっそんなことはないかもです」

「そんな大きな声出さなくても…もしかしてやっぱり」




そう言いながら飛鳥先輩は幸祈クンに視線をむけた。幸祈クンは顔を真っ赤に赤らめていた。私はなんだかむなしくなってきた。






「わっ私、写真部に入ります」

「よーしってかすっげえ嬉しいよ」






そう言いながら飛鳥先輩は私を抱きしめてきた。

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