大好きだよって言いたくて
「それでなんの話だっけ」





私が唯に聞くと。



「だーかーらー!工藤君のことよ!」

「ああ、うんうん」

「ちゃんと聞いてるの?」




友人のまりかが私に顔を近づけた。




「ああ、ごめんってばあ」





私はまたまた苦笑いで返事をした。






「あーわかった!工藤君のことが気になってしょうがないんじゃないの?」
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