メモリーLOVE
「やっぱ優子だぁ~!!マジおひさぁ~♪」
ギャルはヘラヘラ笑いながら私にハイタッチをした。
「あの…えっと…??」
「あ…そっか。記憶ないんだっけ??
………あたしのことも忘れたのかよぉー…」
ギャルはそう言って私の頭を軽くコツンと叩いた。
「ご、ごめん。」
「…あたし、鈴森藍紗(スズモリアイサ)。
あんたと同クラだよ。」
藍紗は、見た目超怖いけど、
何だか優しい感じがした。
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