メモリーLOVE



「どうした??」



昨日出会ったばっかだというのに


私たちは前から友達だったかのように喋っている。




「…ちょっと嫌なこと聞いちゃってさ。」


「いやなこと??」



「…両親のこと。」



私の言葉を聞いたとたん、

和泉がピくっとしたことに気づいた。



「…何??」



「いや…俺も両親には嫌な思いでがあってさ。」




和泉も…なんだ。




< 28 / 139 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop