キスの記憶
「どうして。久しぶりのデート場所が公園なわけ。」





二人はベンチに座っていた。





「覚えてないのか?学生のころ。よく。この公園に空き時間に一緒に来てたろ?」





あーたしかにそんなこともあったなあと私は思った。そして私は拓也に視線をむけた。拓也はすぐ近くにある海をじっと見ていた。





「まあいいけどね。久々のデートだし」

「真知。あのさあ。そろそろさあ。結婚考えてみないかあ?」





そう言いながら、拓也は私の手を優しく握った。





「拓也」





すると、拓也はポケットから小さな箱を取り出した。そして箱を開けた。中には指輪が。婚約指輪だった
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