ラブリーデイズ
「けど」





恥ずかしいと私は心の中で呟いた。





「ほら、早く。」





そして佐伯君は私の手に触れた。うん。そして、自分の手に茗奈と書いた。





「アハハ。ありがとう。」
「うん。あっあの。よかったら仲良くしてね?ほら、なんか。まわり、知らない人。ばかりだから。これからうまくやっていけるのか。不安で。」





苦笑いで私は言った。

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