恋色気分
「七海!入学式から遅刻するつもり?早く起きなさい」

卒業式の1週間後薫から付き合う事になったと報告メールが来た。

あれから忘れる事はできたのか正直自分にもわからない…

でもしばらく会わなくなって龍達と遊ぶ機会も増えて少しは気持ちが軽くなった気がした。

「七海~?」

「起きてるから!」

高校デビューで髪は茶色に染めてスカートも憧れのひざ上!

「ひってきあーす」パンをたべながら薫との待ち合わせ場所に向かう。

どんな顔であって良いか迷ったけど薫は私の気持ちを知らない。

高校は家の近くだから自転車登校。

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