アルバム
するとそのヒョウシで恭一は目を覚ました




「あっあれ、僕も寝ていたんだ」




起き上がった。私も少々びくった




「何もしてない?」




恭一は笑顔で




「何もしていませんよ?」



私は安心した。恭一は私をからかう感じで




「僕に何かされたかったんですか?」




私は思わず創造した




「まっまさか」




心の中で
[いやー!]
と叫んだ




「そっそうですよね」




恭一はなんとなくほっとした





「もう、帰ろう?」




立ち上がった。なぜか声が裏返っている




「そっそうですね」




と窓を見た。雨は止んでいた




「雨も止んでいるようですし」




そして二人は外に出た




「何か食べていきますか?」

「ごめん。遠慮しとくわ」



普通に断るのは問題ないけど拒否というかどこかそっけなかった。
おなかがぐぅー私は顔を赤らめた。恭一も気付いていた




「なんだ。おなか、すかせているんじゃないですか?なら、夕食ご一緒させてくださいよ」
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