少年×少年
すると朱鳥が意識を取り戻した




「うっ…」




起き上がった。遥は驚き朱鳥に駆け寄った




「君は、夕方の」




夕方駅前でぶつかった。時のことを思いだした。




「迷惑かけてごめんなさい。でも、どうして」

「熱を出して、電車の中で気絶していたのよ?私、隣に座っていたんだけど、最初眠っているのかと思ったわ。」




ついでに医者もすぐそばにいたことを告げた。




「そうだったんだ…。」




溜め息をついた。かなり恥ずかしかったからだった。するとドクターが
二人の話に加わった。




「とりあえず、朱鳥クンだったかなあ?今日は病院に泊まっていきなさい?確か空のベットが一つあったから。ご両親には電話で伝えておくよ」




かなり親切なドクターだと遥達は思った。
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