少年×少年
と言われた。普段はほとんど怒らない私でも正直切れそうだった。この世で一番にくったらしい存在は?と聞かれるとするとまっさきに

[瀬戸梁]

あいつの名前を言うだろ。もし デスノートなんてものがあったらまっさきにあいつの名前を書くだろう。それほど、私はあいつが嫌いだ。生きている間、絶対にあいつと友達になりたいとは思わないだろう。

そして。帰り道、今日もあの男にいびられている。







「宿題、俺の分までやってこい」






宿題を私に手渡した






「自分でそれぐらいやれば?」




今日は思わず反抗してみることにした。どうあいつは反応するだろう?
その瞬間、あいつは私の腕をつかんだ。





「何、俺に反抗する気かよ?いつも頭下げながら俺の命令聞いてるくせに」
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