少年×少年
頭でもうってどっかなったの!?と私は思った。そして電車の中、私の横隣にまたまたあいつがいた。眠っているようだった。私に気がついていない。しかしよーく考えると梁は私服だった。さっき会った時は制服だったのになぜ?と思った。すると電車の振動であいつが私に横たわった。それでもあいつは起きようとしない。あいつの寝息が私の耳元にかかる。思わず 顔を赤らめる。




「いい加減起きてよ…」




と私は思った。体がなぜか硬直して動けない状態になった。するとまた振動で今度は私の膝にあいつが倒れた。思わずひざ枕している状態なんでこんなにドキドキするんだろうと私は思った。それにしても本当綺麗な顔立ちだなあと思った。クラスの女子生徒が騒いでもしょうがないなと思った。けど こいつは私をイジメている張本人。嫌い 大嫌い!トキめくなんて もってのほか。
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