少年×少年
やばい何このドキドキはと思った。すると今度は激しい揺れというか振動。なんと 運悪く[?]あいつの顔が私の胸に接触していた。[いやあ~!]と叫びたかったがさすがに電車の中、そんな悲鳴はあげられなかった。本当になんでこいつ目覚まさないのよと思った。そして数分後いまだにこいつは目を覚まさず




「いい加減、目を覚ませよな」




いつまで私の胸に顔をうずめているんだと思った。やだ このままはなれちゃおうかと思った。その時 私の隣に座っていた。おじさんが 梁を見て




「彼、気絶しているね。うん」

「え!」




驚いた。おじさんはあいつのデコを触った




「熱があるようだね」




熱!?ってことは寝ていたんじゃなくてずっと気絶していたの!と思った。後で話を聞くとこの医者は内科のドクターらしい。結局 私は病院まで付き合った 。
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