少年×少年
病院にて梁はのんきに横になっている




「一応、注射をうったから。時期目を覚ますよ」

「あっはい」

「後で薬を渡しておくね」



私はあいつを見ていた。さっきまで元気そうだったのになんで風邪なんて…




「そういえば、彼、名前なんていうの?」





聞かれた




「あっえっと…」




ちょっと待て本当にこいつあの瀬戸梁なの?もし他人だとしたら私は彼の鞄を開けた。財布に携帯に手帳にやっぱりなんか変…ふと!手帳!?
と思い。手帳を開いた。本当は勝手にみちゃ悪いんだけどね。でもこの場合しょうがないもんね。すると遥は生徒手帳のようなものを発見した。
篠原高等学校
②年 瀬戸朱鳥[あすか]と生徒手帳には書かれていた




[瀬戸朱鳥!?瀬戸梁に瀬戸朱鳥。まさか!]




「この二人!双子!?」




思わず叫んでしまった。そう双子だったのだった。
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