ナイトタイム

第2章

「うん!また会いたいでしょ?僕に」




顔を近づけた




「うん、会いたい、大地に…会いたい」




男の子に抱き着いた。男の子は優しく抱きしめかえした




「大地って。君の大事な人?」

「初恋の人」




そう大地は私にとって

初恋の人





「一緒にいたのがたった、一晩だけだったけど、すごく好きだった。」




涙がでてきた




「泣かないで?」

「死んじゃったの、まさか死んじゃうなんて」




男の子は悲しげな表情で空を見ていた




「僕がその子のかわりになるよ。」

「え!それってどうゆう意味?」

「また明日、教えるよ?」



優しい笑顔で、すると家にある大時計が鳴り始めた。12時になった




「もう12時か。」




あっというまだったのでちょっと驚いた




「そろそろ、帰らないと」
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