ナイトタイム
そう言いながら大地は鈴にキスをした




「私、キスなんてはじめて」

「僕もはじめてだよ。」




二人は見つめあっている




「好きになってしまったかも知れない」

「私も。また明日、会いに来てもいい?」




問い掛けた





「もちろん、いいよ」




そして、鈴は自分の病室に戻り寝ることにした。まさか、大地と話せたのが今日で最後になってしまうとは。

次の日、わかることになるとは知るよしもなかった。
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