ナイトタイム
そして、鈴は中一の春を迎えた。今だに、鈴は大地のことを忘れられない。鈴の家族は中学にあがるということで引っ越しをした。空の家は金持ちで、庭には一本の桜の木が今は春なので桜が咲いている。そんなある真夜中空は一人の少年と出会うことになる。


その日、鈴はなかなか寝付けなかった。何か飲み物でも飲もうと部屋から出た。すると外から。




[星の明かりに包まれ
僕は毎夜 目を覚ます
導かれ 窓を開け
見てみると 瞬く星が
僕を輝かす]





「この歌声、大地クンの!でも、なんで!」




その歌声は外から聞こえてくるようだった




「まさか、大地クン。でも亡くなったはずじゃ、お葬式だってあったし。けど、本当にこの歌声が大地クンだとしたら」




そう思いながら
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