花が運ぶ風
京くんのお母さん
今、私達を見ていますか?
京くんは
あなたが死んでしまったのは
自分のせいだと、自身をとても責めています。
自分のしたことを
悔んで悔んで悔んで
そして今でも深く傷ついている。
そんな京くんを
私は支えてあげたい。
一番近くで
一番京くんを見ていてあげたい。
京くんが私に生きる光をくれたように
私も京くんが生きる光になりたい。
いつか
いつか私がこの世を去らなきゃいけなくなる時がくるまで
私はずっと京くんを好きでいます。
愛します。
愛し続けます。
だから安心してください。
安心して空から見ていてください。
私の命がある限り
ずっと京くんを守ります。