愛されたい
「でもそれは無理だと思うよ?」




当たり前のように言った




「なんせこの学校は」




女子大だから




「左を見ても右を見ても」




妃&茜




「おっさん教師ばかり」




仲良くはみんで言った




「はあ!」




ためいき




「あっ!そういえば今日、内科検診あるのよね?午後から」




そういえば、二人は忘れていた




「なんだ!内科検診か、どうせ今年もおっさんよ」




しょぼん




「それがなんだか、知らないけど。今回から若い男の先生が来るんだって?」

「何いい!若い先生だと!しかもおっ男!」




叫んでる。壊れてる。






「妃、反応しすぎ」





おいおい




「これは恋のチャンス」




かなり壊れてる




「あんねぇ。はあ!名前ぐらい聞けばよかったなあ」




そして・内科検診・ドアの前・妃は中をうかがっている




「妃!早く!次!私達よ?」
「もう!」




美幸はプンプン




「ちょっと押さないでよ!見えないじゃない!」




しつこい




「はあ!もう入るわよ」




ドアを開ける




「失礼します」




すると目線の先には、あの時の男性が、しかも白衣姿で医者?
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