愛されたい
男性は黙ったままだった


「忘れたな。俺は無駄なことは覚えない主義でな」


冷たい


「無駄なこと?」


ひど!


「もう君とも会うことはないだろうから。失礼するよ。急ぐので」


後ろに振り返った

「先生!」
「失礼」


一人たたずみ


「無駄なことって」


(ひどすぎ)


そして・夕方
無駄って何よ・・私は先生に会いたかったのに・・


街の中・街を歩いていた
そんな時・
一人の男が話しかけてきた
そして、私の肩を叩いた


「君!俺と遊ばない?」


いまどきの男って感じで少し真面目そうな雰囲気があった


「えっ!?」


そして・数分後・
どこかの部屋・
男は私のほっぺを触っている


夢・
「あんたみたいな脳天気でマイペースな女なんて、もし出会えたとしても相手にされないわよ?」
「忘れたな。俺は無駄なことは覚えない主義だな」
夢・

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