双子の王子様






『名前で呼んでもいい?』






私も遼也君を見上げながら聞いた。







『え?今まで何て言ってたっけ?』






遼也君はキョトンとした顔で私を見た。






『えっ?小森君…』







『マジで?!いいよ!いいよ!!むしろ名前で呼んで?』






『うん♪分かった』






なんて話してるうちに、家に着いた。





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